2007年06月18日

Posted by okh
at 20:08
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Rの日本語

確か、ここで議論した覚えがある。

Rの表示部(コンソール)の日本語化、あるいは取り扱う変数の多言語化(内部的なメモリー領域の拡張)は設定ファイルで行っている。R2.x.x時の議論だが今でも変わらんでしょう。最新版では設定ファイルの自動書き換えのモジュールがあるというが、確認はしてないです。

例えば、通常の環境ではCドライブのProgram FilesディレクトリにあるRの各バージョンのフォルダ内の『etc』というディレクトリ(2.4.1では下のようになります。)内の設定ファイルを書き換えればよい。

Rの日本語

この例では念のために、オリジナルファイルのバックアップを取っています。
拡張子BAKのやつがそれ。

C:\Program Files\R\R-2.4.1\etc内の『Rconsole 』と『Rdevga』の中身を書き換えるというもの。
因みに、Win系と違ってU/Linux系ではこのような設定ファイルで環境を設定するのが主流。
というよか何かと便利。
有名なのは.htaccesといったファイル名の先頭が「.」で始まるドットファイル。
俗称インターネットをやっていると良く出くわすんじゃなかろうか。


なお、これは過去に多々あったことだが、新規バージョンを使うと、旧バージョンで使えたライブラリが使用できないことがあり(特に、特定分野での最新の解析法とされるモジュールに多い)、要注意。
やはり、致命的バグでないかぎり安定バージョンを使用するのが無難。

GNU的なFSFの最新版というやつは大体ディベロッパー向けだったりするからね。

追記:問題はWin標準付属のエディタであるメモ帳(notepad.exe)で保存すると改行コードが変換されなかったというものだったと思う(うろ)。
そのときはwordpadでもいいけど,xyzzyをお勧めする。

因みにR-2.5.0はfontを”MS Gothic”に変えるだけでうまくいったけど。







 
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